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11月に入ってすっかり秋らしくなり、日中は冷涼で爽やかな季節になりました。ただ、このような季節の移ろいにも新型コロナウイルス感染症の暗い影がつきまとってきます。さまざまなGoToキャンペーンも始まりましたが、ここのところの感染者数の増大傾向を心配しています。社会経済活動との折り合いも大切なことだと思いますが、そうであればこそ、あらためて感染防止に気を引き締めてまいりたいと思います。

愛知県弁護士会は、この11月、次のとおり、オンラインでの催し、電話での法律相談を企画しています。

5日(木)13時30分~16時30分、オンライン配信で、シンポジウム「社外役員としての弁護士の意義と活用~コーポレートガバナンスとダイバーシティ(多様性)の観点から」を開催します。社外役員として弁護士が果たす役割が益々重視されています。このシンポジウムはこのようなニーズにお応えするためのものです。

28日(土)13時30分~16時30分、同じくオンライン配信で、小川たまかさんの講演会「『ほとんどない』ことにされてきた性暴力 ~実態,そしてこれから~」を開催します。

性暴力、その被害者支援について、あらためて考えたいと思います。

当会の法律相談センターがルーティーンで実施している各種相談のほか、

11日(水)には「全国ファクタリング被害ホットライン」(電話無料法律相談10時~16時)を実施します。給料の前借りとか売掛債権の買取りという形式で実質的には違法な高金利を請求される被害が増えています。その被害救済のためのホットラインです(052-223-2388)。

翌12日(木)には「全国一斉 解雇・失業・生活相談ホットライン」(電話無料法律相談10時~18時)を実施します。コロナ禍で生じた様々な生活の困窮について相談に応じるものです(0120-610-225)。

詳細は、当会HPでご確認下さい。

愛知県弁護士会は、コロナ禍でも工夫をしてこのように様々な活動を展開していきたいと思っています。

2020年11月1日               愛知県弁護士会会長  山下 勇樹

以 上

副会長

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