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豊明市と空き家協定を締結しました

会報「SOPHIA」令和3年 1月号より

弁護士業務改革委員会 行政分野研究部会 部会長 中 村 博太郎

令和2年12月23日、当会は豊明市と「豊明市における空家等対策に関する協定」を締結し、同日、豊明市役所庁舎にて、締結式が催行されました。
 豊明市では、平成28年度に空家等の実態調査が実施され、旧市街地である同市南部において、空家等が多く分布すること、また、高齢者の単独世帯も多く将来的な空家等の増加が予測されることが明らかになったとのことです。
 豊明市は、この実態調査を受けて、平成29年度に空家等対策計画を策定し、空家等の発生予防、空家等の適切な管理及び空家等の利活用促進を3つの基本方針として空き家対策に取り組んでいます。

特徴的な取組として、豊明市では、空家等に関するデータベースを構築し、国土交通省が構築・運営の支援をした「全国版空き家・空き地バンク」に参加して、空家等の利活用促進を図っていることが挙げられます。
 今後、当会は、本協定締結を受けて、豊明市空家等対策協議会委員の候補者の推薦や、当会が主催する空き家問題110番の広報への協力など、同市と更なる連携を図り、空き家対策に取り組んでいきます。

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