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今年も大成功!記念すべき「第5回 あつまれ!リーガル女子」

会報「SOPHIA」令和6年2月号より

シンポジウムチーム長 山口 愛

1 開催概要

12月9日 (土)、弁護士会館にて、中高生を対象にした「第5回 あつまれ !リーガル女子」がZoom併用にて開催されました。本イベントの開催趣旨は、未だ女性法曹の割合が少ないことから、特に女性の中高生に法曹の仕事に興味をもってもらおうというものです。

本イベントのプログラムは以下のように3部に分かれております。

第1部 「パネルディスカッション」

第2部 「進路説明」

第3部 「女性法律家とのグループセッション」「保護者説明会」

竹内千賀子副会長の総合司会のもと、第1部では横江麻里子裁判官、西田理恵検察官、平野憲子会員によリパネルディスカッションが行われました。第2部では、名古屋大学法学部生、同法科大学院生、司法修習生にも登壇いただき、法律家の資格取得までの道のりについて解説をしました。第3部では、参加者を8グループに分け、裁判官、検察官、弁護士と直接話をし、保護者については説明会を行いました。

2 当日の様子

当日は、名古屋地方裁判所から3名の裁判官、名古屋地方検察庁から4名の検察官の他、当会会員と岐阜と三重からも総勢30名以上の弁護士に参加いただきました。また、Zoom併用したこともあり、東京都や石川県等県外からも含め55名という多数の中高生が参加してくれました。私はチラシ制作、受付及びZoomのグループセッションにて司会を担当しました。受付時、保護者の方も含め緊張している様子で来られている方が多くいましたが、入口で出迎えてくれるひまるんを見つけ、はにかむ方が多く、ひまるん効果は絶大でした。

私のグループセッションのチームは裁判官1名、弁護士2名のチームで、参加者は県外からの参加も含め7人と多数の中高生が参加してくれました。人数も多く、Zoomであることも相まってか、なかなか自ら手を挙げて質問する参加者がいませんでした。そこで、事前にいただいていた質問に対し雑談形式で回答したり、後半はすべての参加者を指名して私たちに質問事項をぶつけてもらいました。

・中高生の段階から司法試験合格を見据えた勉強方法の質問

・具体的な仕事内容、働き方について

・休日の過ごし方

等の質問が多かったです。Zoom越しではあるものの、参加者が深くうなずき、笑顔になる様子がうかがえ、関心をもって聞いてくれていることがよくわかりました。

3 開催を終えて

参加者の質問や開催後のアンケートを見ると、参加者にとっては、法曹三者は難関試験を通ったすごい人という印象があることが分かりました。自分自身、誇りを感じるとともに、法曹三者の一員であるとの自覚が必要であると感じました。

法曹志望ではない方もチラシを見て参加してくれた参加者が多数いました。中高生にとって、このような機会はほとんどないということでしたので、法曹の仕事を知ってもらう良い機会であり、今後も継続していくべきイベントであると思いました。

開催後アンケートでは、嬉しい言葉ばかりでしたので、私たちの来期に向けたモチベーションも上がりました。アンケートは字数が足りず紹介できませんが、気になる方は来期是非ご一緒できますと幸いです。