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法服をまとい未来を描いた一日
中高生向け「弁護士に会ってみよう!in 市政資料館」を開催しました
法服をまとい未来を描いた一日
中高生向け「弁護士に会ってみよう!in 市政資料館」を開催しました
会報「SOPHIA」令和6年9月号より
法曹志望者の確保に関するプロジェクトチーム チーム員 上松 健太郎
1 「弁護士に会ってみよう!」
8月25日、名古屋市市政資料館にて、「弁護士に会ってみよう!in 市政資料館」を開催しました。 「弁護士に会ってみよう!」は、将来の進路として「弁護士」や「法律家」を意識している中高生を対象として、弁護士と直接会って、弁護士の仕事の魅力や弁護士になるための進路等を質問できる、という企画です。2016年頃から日弁連の法科大学院センターが継続的に実施しており、好評を博していました。日弁連から各単位会に対し各地での実施が呼びかけられていたことを受け、法曹志望者の確保に関するPTが中心となって企画したのが、今回の「弁護士に会ってみよう! in 市政資料館」です。今回の会場は、「虎に翼」のロケ地である名古屋市市政資料館。着用可能な戦前の弁護士法服のレプリカも用意して、当日を迎えました。
2 企画当日の模様や参加者の感想
今回の企画は、午前と午後の2部構成で実施され、それぞれ20名弱の中高生の参加を得ました。参加者は、少人数に分かれて、グループディスカッションや市政資料館の館内見学を楽しみました。弁護士側は、当PTのメンバーに加え、「弁護士になろう!☆8人のチャレンジ(愛知版)」※に登場した弁護士のうち3名も来てくれました。
グループディスカッションでは、「弁護士のやりがいは?」「もう一度高校生に戻っても弁護士を目指すか?」「弁護士にとって大切な適性はどのようなものか?」といった参加者からの興味深い質問に対し、弁護士ひとりひとりが真剣に回答しました。参加者からは、「丁寧にわかりやすく回答してもらえた」「参加者に対し真摯に向き合ってくれていることを感じた」「弁護士はかっこいい!」といった感想をいただきました。
市政資料館の館内見学では、弁護士と参加者が連れ立って、館内の展示を見て回りました。また、弁護士法服のレプリカを着用して、市政資料館の大階段での写真撮影も楽しみました。「法服を着ることができてうれしかった」「弁護士という仕事を身近に感じられた」といった声も聞かれ、参加者にも弁護士の魅力や実態が伝わったのではないかと思います。
3 法曹志望者に向けた取組
今回のイベントを通じて、たくさんの素晴らしい中高生が法曹の道を志してくれていることを、改めて実感しました。今後も、当PTは、同種の企画や法曹志望者に対する情報提供等を通じて、次世代の法律家の養成に尽力していきます。
※当PTが昨年度に制作したパンフレット