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法の日週間記念行事「眞鍋かをりと考えよう!ネット・SNSとの付き合い方」開催

会報「SOPHIA」 令和4年11月号より

広報委員会 委員 菊池直弥

1 はじめに

 10月30日(日)、鯱城ホールにて、名古屋市と共催し、法の日週間記念行事を催しました。本記念行事は、会場開催とZoomウェビナーを用いたオンライン配信の併用型で行われました。

 本年度は、「元祖ブログの女王」と呼ばれテレビ等で幅広く活躍されている眞鍋かをりさんとアナウンサーとして活躍されている村瀬寛美さんをお招きし、「眞鍋かをりと考えよう!ネット・SNSとの付き合い方」をテーマに据えて、対談とパネルディスカッションをしていただきました。

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 眞鍋さんがひまるん人形を持った写真を当会公式Twitterに掲載して、本記念行事を直前に告知しました。

2 第1部 眞鍋さんとの対談

 第1部では、眞鍋さんに、ご自身のSNSとの付き合い方について、SNSによって自身や家族に悪影響が生じることを防ぐためSNSの利用には細心の注意を払っていること、子どもの教育とSNSの利用についてお話しいただきました。

 また、SNSに投稿した写真情報から居場所等を特定する「特定屋」の存在についても言及され、写真をSNSに載せる際に気を付けている点を教えていただきました。

3 第2部 パネルディスカッション

 第2部では、眞鍋さん、村瀬さんに加えて、消費者委員会所属の宮﨑亮会員、子どもの権利委員会所属の原富祐美会員も参加し、SNSに関連した消費者被害、子どもの被害についてのパネルディスカッションを行いました。

 宮﨑会員からは、消費者被害の現状として若い世代と高齢者世代が主に被害に遭っていること、被害に遭わないためにはSNSに関連して消費者被害が多く発生していることを認識すべきであること等が紹介されました。

 原会員からは、SNSに関連していじめや犯罪被害が発生していること、被害を防ぐためには子どもに対して子どもが被害を具体的に想像できるような情報を提供することが重要であること等が紹介されました。

 宮﨑会員や原会員からの紹介に対して、眞鍋さんや村瀬さんから多くの質問が出され、活発な意見交換がなされました。

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4 おわりに

 全プログラム終了後に、アンケートを実施したところ、視聴していただいた多くの方々から高評価をいただくことができました。

 本記念行事は、多くの方が、自身のネット・SNSとの付き合い方を再考する良い機会になったのではないかと思います。法の日週間に相応しいとても充実した、まさに「大成功」といえる記念行事となりました。