憲法問題委員会は、日本国憲法の基本原理である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重、地方自治等の理念の実現のため、憲法に関する問題全般についての調査研究、市民の皆様に対する広報活動などを行っています。

昨年度の取り組み

 憲法問題委員会では、市民の皆様に、憲法問題について知り、広く議論することのできる機会を提供するとともに、私たち弁護士が憲法問題にどのように取り組むべきであるかを学ぶために、毎年、著名なゲストをお迎えし、憲法問題についての講演会を開催しています。

 昨年度は3回にわたって、世間で議論を引き起こしている憲法問題について市民の皆様とともに考える講座を開催し,会場だけでなくオンラインでも多くの方々にご参加いただきました。



2022年6月18日(土)第1回講座「憲法を改正するとはどういうことか-沖縄から考える」

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 冒頭、蜂須賀太郎令和4年度会長が開会あいさつに立ち、小林武会員は、沖縄県からウェビナーで出演し、90分にわたって講演されました。その後,会場参加者に加えウェビナー参加者からもチャット形式で多くの質問が寄せられました。


2022年9月11日(日)第2回講座「戦争と憲法」
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 「戦争と憲法」をテーマに川口創会員(憲法問題委員会副委員長)が講師を担当しました。参加者からは、情報量が多かったものの、わかりやすかった、考える視点が得られたなどの声が寄せられ、概ね好評でした。


2022年12月10日(土)第3回講座「憲法訴訟をどう活かすか?~名古屋高裁元裁判官青山邦夫弁護士に聞く~」

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 自衛隊イラク派兵違憲判決(名古屋高裁2008年4月17日)で裁判長を務めた青山邦夫会員が講師を担当し、講演の後、青山会員と川口創会員(憲法問題委員会副委員長)との対談が行われました。



今年度の取り組み

 今年度も昨年度に引き続き、市民の皆様とともに考える連続憲法講座を開催いたします。

 第1回講座は令和5年7月1日(土)、[「敵基地攻撃能力」と国民の平和的生存権を考える~「台湾有事」の行き着く先~]と題して、布施祐仁氏(ジャーナリスト)をお迎えして開講しました。