憲法問題委員会では、市民の皆さんに、憲法問題について知り、広く議論することのできる機会を提供するとともに、私たち弁護士が憲法問題にどのように取り組むべきであるかを学ぶために、毎年、著名なゲストをお迎えし、憲法問題についての講演会を開催しています。

 今年度も、世間で議論を引き起こしている憲法問題について皆さんとともに考える講座を開催する予定です。

 本年度の連続憲法講座第1回は、講師に布施祐仁氏(ジャーナリスト)をお迎えして、「「敵基地攻撃能力」と国民の平和的生存権を考える」をテーマに皆さんとともに考えて行きたいと思っています。

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第1回講座「「敵基地攻撃能力」と国民の平和的生存権を考える」~「台湾有事」の行き着く先~

 昨年12月16日に閣議決定された安保三文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)に基づき、沖縄を中心とする南西諸島に「敵基地攻撃」が可能な長射程ミサイルを配備する計画が浮上し、地元市町村、市民から「有事の際の攻撃対象になるのではないか」との不安と懸念の声が上がっています。

 安保軍事問題に詳しい布施祐仁氏の講演と川口創弁護士の現地レポートを通じ、敵基地攻撃能力保有を中心とする安保三文書の意義と問題点、南西諸島への長距離ミサイル配備計画の現状を明らかにし、「敵基地攻撃能力」保有と国民の平和的生存権の関係について考える機会としたいです。

【講師】 布施祐仁氏(ジャーナリスト)

     川口創弁護士(愛知県弁護士会)

【日時】 2023年7月1日(土) 13:30~16:00(13:00開場)

【現地会場】 愛知県弁護士会館5階ホール(定員100名)

【オンライン】Zoomウェビナーを使用

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