憲法問題委員会では、市民の皆さんに、憲法問題について知り、広く議論することのできる機会を提供するとともに、私たち弁護士が憲法問題にどのように取り組むべきであるかを学ぶために、毎年、著名なゲストをお迎えし、憲法問題についての講演会を開催しています。

 今年度も、世間で議論を引き起こしている憲法問題について皆さんとともに考える講座を開催する予定です。

 本年度の連続憲法講座第3回は、講師に青山邦夫弁護士(愛知県弁護士会、元裁判官)をお迎えして、「憲法訴訟をどう活かすか?」をテーマに皆さんとともに考えて行きたいと思っています。

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第3回講座「憲法訴訟をどう活かすか?~名古屋高裁元裁判官青山邦夫弁護士に聞く~」

 我が国では、憲法をめぐる訴訟がたびたび起こされていますが、特に憲法9条に関する訴訟においてはほとんど違憲判断はなされず、そもそも憲法適合性の判断すらなされないことも少なくありません。基本的人権を制約する法律の違憲性があらそわれた訴訟でも、最高裁判所が法令違憲と判断したものは11例にとどまります。このような違憲判決の出されにくい日本の裁判所の現状をふまえて、どのようにして憲法判断を、そして違憲の判断を求めていくことができるかを、名古屋高裁の元裁判官であり、自衛隊イラク派兵違憲訴訟での控訴審判決を担当した青山邦夫弁護士の経験をもとに探究します。

第1部 【講師】 青山邦夫弁護士(愛知県弁護士会、元裁判官)

第2部 【対談】 青山邦夫弁護士 × 水谷陽子弁護士(愛知県弁護士会)

【日時】 2022年12月10日(土) 13:30~16:00(13:00開場)

【現地会場】 愛知県弁護士会館5階ホール(定員60名)

【オンライン】Zoomウェビナーを使用

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