憲法問題委員会では、市民の皆さんに、憲法問題について知り、広く議論することのできる機会を提供するとともに、私たち弁護士が憲法問題にどのように取り組むべきであるかを学ぶために、毎年、著名なゲストをお迎えし、憲法問題についての講演会を開催しています。

今年は4回にわたって、世間で議論を引き起こしている憲法問題について皆さんとともに考える講座を開催する予定です。

第1回講座は日本学術会議会員任命拒否問題をテーマに、第2回講座は改正種苗法をテーマに開催しました。第3回講座は10月2日(土)、前泊博盛氏(沖縄国際大学大学院教授)をお迎えし、日米地位協定について皆さんとともに考えて行きたいと思っています。

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第3回講座 「日米地位協定を日本国憲法から検証する」

 日米地位協定(日米安保条約第 6 条に基づく施設及び区域並びに米軍の地位についての協定)が1960 年1月に締結されてから60年が経過しました。
 沖縄県では、基地の集中、軍用機の墜落事故や米兵の犯罪等、さらに騒音や廃棄物等による環境汚染が起き、最近では全国各地でオスプレイ等の米軍用機による低空飛行訓練が広がっています。
 このように、米軍の駐留は、国民の命や人権、国家の主権と鋭い緊張関係にあります。米軍の活動に広範な権限を与えている日米地位協定の問題点について、日本国憲法の立場から改めて一緒に考えましょう。

【講師】 前泊博盛氏(沖縄国際大学大学院教授。『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』著者。)

【日時】 2021年10月2日(土) 13:30~16:00(13:00開場)

【会場】 愛知県弁護士会 5階ホール(Webでもご参加いただけます)

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第4回講座「緊急事態条項は憲法に必要か」

第4回講座は「緊急事態条項は憲法に必要か」をテーマに、2022年1月8日(土) に開催する予定です。