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<活動報告>第2回部内勉強会 (2020.12.9)

若手活動部部内勉強会【同一労働同一賃金】

大野 祐揮  

 2020年12月9日、若手活動部部内勉強会(対面・WEB併用)を実施しました。今回は,交流団体の皆様の関心が高い分野である労働問題から、近年注目を集めている「同一労働同一賃金」をテーマとして、籠橋美樹部員と私が講師を担当しました。

 正規か非正規かという雇用形態にかかわらない均等・均衡待遇を確保することを目的として「同一労働同一賃金ガイドライン」が策定され、令和2年4月1日(中小企業におけるパートタイム・有期雇用労働法の適用は令和3年4月1日)から適用が開始されました(当該ガイドラインが遵守されていない場合,行政指導等の対象となる可能性があります。)。これを受け、今回の勉強会では、ガイドライン等の基本概念を改めて確認するとともに、具体的事例を用いての意見交換、最新判例の紹介等を行い、問題意識を共有しました。

 コロナ禍が継続し、対外的活動を控えざるを得ない状況が続きますが、若手活動部はその歩みを止めることはいたしません。知識・理解を深め、WEBセミナーのノウハウを蓄積し、交流団体の皆様に、対面の場合と変わることないクオリティのセミナーを提供できる態勢を常に整えてまいります。