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<活動報告>日本弁理士会東海会フレッシュ委員会 勉強会(2019.9.10)

~日本弁理士会東海会フレッシュ委員会との交流会~

 2019年9月10日、日本弁理士会東海会のフレッシュ委員会に所属する若手弁理士の皆様と、勉強会を開催いたしました。

 まず、弁理士会の先生からは、特許の基本的な成立要件について解説をいただいたあと、普段はどのような視点で特許の請求の範囲に気を遣いながら、特許取得を目指していくのかについて、「空き缶分別箱」を題材としつつ具体的な流れを解説していただきました。

 普段は、特許公報などの完成された資料でしか見えない特許申請について、どのような点で悩み、能力を発揮されながら依頼者のためにご尽力されているのか、その行間を垣間見ることが出来るなど、大変素晴らしい講演でした。

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 当部からは、特許無効の抗弁が争われた裁判例を題材に、特許無効を争う際の手続や、具体的な事例において、どのような特許法の条文・趣旨を武器に争っていくべきかをお話させていただきました。

 特許に関する争訟は、弁理士の先生方においても取り扱うことは少ないとお聞きしていましたので、ケーススタディを行いながら、弁理士の先生方にとって役に立つ情報を提供することができ、双方にとって意味のある勉強会になったかなと思います。

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 勉強会の後は、懇親会で親睦を深めさせていただきました。普段仕事をするなかでは、なかなか接点がないこともあり、お互いに関心は尽きず、大変盛り上がりました。

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