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行政連携センター(ご活用いただける分野ー教育・子ども)

法教育

授業実践・学校講師派遣事業

法教育(※)の普及・理解促進のために、できる限り教員にご負担をかけない形で、授業づくり・授業の実施に協力させていただきます。「主体的・対話的で深い学び」、さらには「主権者教育」に役立つ授業プラン・教材を取り揃えています。
また、講師を派遣して模擬裁判やディベートなどの講義を行います。

※法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身につけるための教育

研究会の設置・開催

現在、各教育委員会(例えば、名古屋市教育委員会)との間で、法教育研究会(参加者は教員と弁護士)を開催し、毎年、教員と弁護士との協働による授業づくり及び授業の実践を行っております。今後も新たな法教育研究会の立ち上げに取り組んでいきたいと考えておりますので、ぜひお声をおかけください。

学校評議員の推薦

学校評議員に弁護士を選任いただくことにより、学校運営の中で起こりうる様々な問題に関し、法的観点からサポートさせていただきます。これまで、学校での授業を経験するなどして教員との交流を深めてまいりました。学校の実情を把握し、理解している弁護士を学校評議員に推薦し、学校運営全般に関わる問題についての相談に応じます。

コミュニティスクール

協議会委員の推薦等を通し、地域が学校運営に参与していくコミュニティースクールの促進に関わり、学校運営全般にわたる問題に関与していきます。

職員向けセミナー・講師派遣

学校事故(けが、熱中症、いじめ、体罰、セクハラ、天災等)が起きた場合の対応方法、事前対策のほか、責任の有無等の考え方については、事例などを通じて具体的に検討する必要があり、それにより、イメージが湧いたり、意識付けになります。
学校事故以外にも、保護者対応や個人情報の取り扱いなど、講師派遣をご依頼いただければ、セミナー・研修会などの講師を派遣させていただきます。

子どもの権利

法律相談

子どもの視点に立った子どもの人権相談(電話・面談)を開設しています。相談は無料です(面談相談は要予約)。
いじめ・体罰・不登校・子どもに対する虐待・無戸籍児問題など、子どもの人権に関する問題全般についてご相談に応じております。
また、学校に対し、子どもの権利・福祉の視点に立った法的アドバイスもいたします。子どもにとって最も良い方法を一緒に考えさせていただければと考えております。

講師派遣

弁護士は、日常業務としていじめに関するご相談に応じ、学校、児童・生徒、保護者等と交渉したり、時には裁判をしたりすることもあります。実際の事例に触れている弁護士が、いじめについて児童・生徒と一緒に考え、いじめを減らしたいと思い、出張授業を始めました。当会の会員が学校に足を運び、子ども達にも参加してもらいながら授業をします。
また、いじめに限らず、子どもの人権(児童虐待、非行問題等)について、児童・生徒、教員、保護者の皆様向けの講演の講師も派遣いたします。

弁護士推薦

各自治体で開催される子どもに関する種々の会議や検討会、審議会等(いじめ検証委員会、第三者委員会、いじめ対策委員会等)のメンバーを推薦いたします。
また、離婚に伴う親権者の指定や面会交流など、子どもに大きな影響を及ぼす家事事件について、家庭裁判所からの推薦依頼に基づき、子どもの手続代理人候補者を推薦いたします。同様に、親権者のいない子どもについて、家庭裁判所等からの推薦依頼に基づき、未成年後見人候補者の推薦も行っています。子どもの権利・福祉に十分に配慮しつつ、子どもの年齢や発達状態に応じ、適切に子どもの意思を考慮する活動を行っています。

スクールロイヤー制度

当会においては、これまで子どものいじめ問題への相談・対応、児童虐待に対する対応等子どもの権利を守るという視点からの活動を行ってきました。このような視点から、子どもの問題に習熟した弁護士が、学校現場の皆様とともに対応する制度として「スクールロイヤー制度」があります。当会においても、子どもの権利の擁護の観点から、「スクールロイヤー制度」の促進を図っていきたいと考えておりますので、是非、ご活用ください。