皆さま　こんにちは！

2020（令和２）年度愛知県弁護士会会長の山下勇樹です。

愛知県弁護士会は、愛知県内に本会と西三河、東三河、一宮、半田の四つの支部をもつ弁護士会です。所属する弁護士は本日現在2044名です。会員の力を結集させて皆さまのお役に立ちたいと思っています。

年度初めから、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が社会生活に様々な影響を及ぼしています。命を落とされた方、罹患された方、心からお見舞い申し上げます。一日も早い終息を願ってやみません。愛知県弁護士会としてできることは限られているかもしれませんが、法的問題への相談体制を整えるなどしていきたいと思っています。

さて、愛知県弁護士会は、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士の使命に基づき人権擁護委員会をはじめ多くの委員会を設けて活動しております。本年もこうした人権擁護の活動を継続しさらに発展させるとともに、愛知県内の様々な法的需要に応えていきたいと思っています。いじめや児童虐待、高齢者問題、働く人、中小企業への法的支援、消費者被害対策等々、これまで地道に取り組んできた成果を引き継ぎ、頼りがいのある弁護士会としていきたいと思っています。

昨今の政治、社会状況、国会運営からしても、立憲主義、民主主義が危うくなってきているとの懸念を有しています。愛知県弁護士会は、法律の専門家集団として、またその使命からも、国民の皆さまに立憲主義の重要性を伝え、憲法を考えるための資料、情報を提供し、議論を深めるように努めていきたいと思っています。

この一年間、頑張ってまいりますので、皆さまの愛知県弁護士会の活動へのご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

２０２０年４月１日　　　　　　　　　　　　　　　愛知県弁護士会会長　　山下　勇樹

副会長

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