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2025年度(令和7年度)役員就任の御挨拶 ~変化を捉え、人を支え、人権を護る~
2025年度(令和7年度)愛知県弁護士会会長の川合伸子です。
弁護士は基本的人権の擁護と社会正義の実現をその使命としています(弁護士法第1条)。その使命を果たすため、弁護士は、時に国家権力と対峙しなければならないこともあり、それゆえ、弁護士会には監督官庁が存在せず、自治権が認められています。弁護士会は、かかる自治のもと、弁護士の指導、連絡、監督等を行うとともに、人権擁護に関する様々な活動、各種法律改正に関する調査研究・意見提出、消費者被害救済、公害・環境問題、刑事手続改善の活動等に取り組んでいます。
現在、愛知県弁護士会には、2100名を越える会員が所属しており、本会(名古屋市)のほか、西三河(岡崎)、東三河(豊橋)、一宮及び半田の4つの支部を有しています。そして、地域の皆様の法的ニーズに応えられるよう、名古屋市内(2箇所)はじめ、愛知県内に11の法律相談センターを開設し、様々な相談に対応しています。また、中小企業の皆様には、電話相談も行っていますので、ご利用いただければと思います。
今、社会において、かつてないほど「人権」に対する関心が高まっているように感じます。法の支配がいきわたり、ひとりひとりが尊重される社会が実現されるよう、愛知県弁護士会は、会員とともに、様々な活動に取り組みます。
皆様におかれましては、愛知県弁護士会の活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いします。
2025年(令和7年)4月1日
愛知県弁護士会会長 川合 伸子