講演と討論「スクープ野郎の逆襲 ~市民とメディアを考える~」
権力に迫る調査報道に携わってきた "スクープ野郎" ―北海道警察の裏金問題などを取材した高田昌幸氏、イラク派遣自衛隊機の武装兵士輸送問題などを取材した秦融氏―
市民の関心が報道から離れ、政治的無関心が広がっていると言われています。
もう報道は役割を終えたのでしょうか? それとも逆襲の狼煙(のろし)をあげる秘策はあるのでしょうか?
"スクープ野郎" と共に市民に届く報道のあり方を考えます。
日時
平成30年11月24日(土)
午後1時30分~午後4時30分(午後1時開場)
※入場無料(申込不要) 定員:250名(先着順)
場所
刈谷市総合文化センター 小ホール
刈谷市若松町2-104
講師
高田昌幸氏
1960年高知県生まれ。東京都市大学教授。元北海道新聞、高知新聞記者。北海道新聞時代の1996年、北海道庁の不正経理問題取材で取材班メンバーとして新聞協会賞などを受賞し、2004年、北海道警察の裏金問題取材などで取材班代表として新聞協会賞、菊池寛賞などを受賞。
著書に『真実―新聞が警察に跪いた日』(角川文庫)、共著に『権力に迫る「調査報道」―原発事故、パナマ文書、日米安保をどう報じたか』『権力 vs. 調査報道』(いずれも旬報社)、『メディアの罠―権力に加担する新聞・テレビの深層』(産学社)など。
秦融氏
1961年愛知県生まれ。中日新聞編集委員。連載「農は国の本なり」で2009年、農業ジャーナリスト賞。
編著に『ぼくは「奴隷」じゃない―中学生「5000万円恐喝事件」の闇』(風媒社)、『介(たす)け合い戦記―介護社会の現実』(中日新聞社)、共著に『ジャーナリズムの情理―新聞人・青木彰の遺産』(産経新聞出版、第Ⅲ部・第六章「イラク戦争と日本メディアの心の緩み」)、『日本の現場―地方紙で読む』(旬報社、「結いの心―市場原理と企業」、「ぼったくり請求書―農は国の本なり(第4部)」、「イラクと北朝鮮―07参院選『安保の現場』」)など。
お問い合わせ
愛知県弁護士会 西三河支部(0564-54-9449)