非弁行為って?
非弁行為という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。皆さんの周りには、弁護士だけではなく、司法書士、行政書士、社会保険労務士、税理士など、多くの資格を持った人たちがいます。しかし、たとえ他の資格を持っていたとしても、弁護士ではない人が、有料で法律相談や法律行為の代理を行うと、皆さんの生活や利益が害される場合もあります。そのため、弁護士ではない人が、有料で法律相談や法律行為の代理を行うことは、(法律で例外が規定されている場合を除いて)原則として禁止されています。このように、弁護士が行うことができると法律で決まっている事項について、弁護士以外が行うことを非弁行為といいます。
隣接士業に関する特別委員会では、皆さんがそのような被害を受けないように、法律相談や法律行為の代理は弁護士に依頼するよう、下記のクリアファイルを作成するなどして広報活動を行っています。
Bリーグでの広報活動
最近では、当会の広報委員会と共同して、Bリーグに所属する名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合にブースを出して、非弁行為に注意するように広報活動をしています。
お悩みは弁護士へ
相談したい人でも法律上、相談してはいけない場合もあります。お悩みがあれば、お近くの弁護士に是非ご相談ください。