司法修習生の給費制問題の今

 2011年、司法修習生への給費制度が廃止されて以降、私たちは、給費制の復活を求め続けてきました。

 そして、今年4月、ついに裁判所法が改正され、第71期司法修習生以降、司法修習生に修習給付金が支給されることとなりました。

 しかし、今回の改正では、あくまでも71期司法修習生から修習給付金の支給が定められただけであり、無給での司法修習を余儀なくされた第65期から第70期までの法曹三者(いわゆる「谷間世代」)に対する救済については一切触れられておりません。また、今回創設されることとなった給付金は月額13万5000円と2011年以前の給費制の水準には遠く及ばない内容です。

 

 このように、今回の法改正では、解決しなければならない問題が依然として残されています。

 そこで、多様な市民の皆様の声を聴いている新聞記者の方々をお招きして給費制問題の今とこれからを話し合うことで、司法のあり方・その担い手の養成制度のあり方について、市民の皆様と一緒に考える会を、下記のとおり開催します。

 是非お気軽にお越し下さい!

開催日時・場所

日時:平成29年8月27日(日)

   午後3時30分~午後5時30分

場所:愛知県弁護士会館 5階ホール →アクセスはこちら

(地下鉄「丸の内」駅1番出口より徒歩5分 地下鉄「市役所」駅6番出口より徒歩7分)