憲法問題委員会は、日本国憲法の基本原理である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重、地方自治等の理念の実現のため、憲法に関する問題全般についての調査研究、市民の皆様に対する広報活動などを行っています。
昨年度の取り組み
憲法問題委員会では、市民の皆様に、憲法問題について知り、広く議論することのできる機会を提供するとともに、私たち弁護士が憲法問題にどのように取り組むべきであるかを学ぶために、毎年、著名なゲストをお迎えし、憲法問題についての講演会を開催しています。
昨年度も3回、世間で議論を引き起こしている憲法問題について市民の皆様とともに考える講座を開催し、会場だけでなくオンラインでも多くの方々にご参加いただきました。
2025年8月2日(土)第1回講座「国際刑事裁判所ってなんだろう?」
国際刑事裁判所は、オランダ・ハーグにある、ジェノサイド犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪の4つの犯罪を扱う機関であり、講師は、愛知県立旭丘高校出身で、その国際刑事裁判所の所長を務めている赤根智子氏です。プーチン大統領に戦争犯罪の疑いで逮捕状を出したところ、赤根所長らが逆にロシアから逮捕状を出されたことなど、国際刑事裁判所を取り巻く厳しい現状について述べていました。
本講演には、現地100名以上、オンライン約200名の合計約300名の方々にご参加いただきました。
2025年10月4日(土)第2回講座「どこまで進んでいるの? 愛知の自衛隊基地、軍事産業の今。」
第1部は、軍事問題に詳しいジャーナリストである半田滋氏が「敵基地攻撃と日米一体化 防衛費倍増は国民負担」と題し講演し、第2部は、愛知県平和委員会の矢野創氏が「どこまで進んでいるの? 愛知の自衛隊基地、軍事産業の今」と題して特別報告を行い、「ものづくり愛知は、今や兵器製造で日本一」となりつつあると危惧していました。第3部は、憲法問題委員会副委員長の川口創弁護士も加わり、ディスカッションを行いました。
本講座は、雨天の中、現地40名の方々にご参加いただきました。
2026年2月14日(土)第3回講座「日本のコメが消える日」
講師は、東京大学大学院特任教授・名誉教授で一般財団法人食料安全保障推進財団代表理事・理事長の鈴木宣弘先生で、日本の農業予算はないがしろにされている現状を危惧し、農業を支える取組を迅速に強化する必要があると力説していました。
本講座には現地約50名、オンライン25名の合計約75名の方々にご参加いただきました。
今年度の取り組み
今年度も引き続き、市民の皆様とともに考える連続憲法講座を開催いたします。




