令和２年も１か月が経過しました。皆さま如何お過ごしでしょうか。

暖冬のせいで、厳しく冷え込むということはなく（名古屋では今冬まだ雪を見ておりません）、日々生活していくうえでは楽で良いですが、こんなに暖かくては不安の方が強いです。

最近１０年間で、グリーンランドの氷が２兆６１００億トン、南極の氷が１兆２３００億トン減少し、異常気象による災害損失が８４％増えたとの新聞記事がありました。このような異常事態を受けて、欧米を中心に１２００以上の自治体が気候非常事態宣言をしています。地球温暖化対策の「パリ協定」も今年から本格始動します。今から対策して間に合うのか不安もありますが、この協定が遵守されるかその推移を見守っていきたいと思っています。

２００５年に当地で開催された「愛」地球博において、生命みなぎるこの地球は奇跡の星である、地球、太陽、月の関係が少しでも異なっていたら地球上に生物が存在することは極めて困難であったと教えられました。今、持続可能な社会の創造が問題となっています。人類全体でこの奇跡の星地球を大切にしていかなければなりません。

さて、愛知県弁護士会は、今月も「『表現の自由』について考える」（２月１日（土）午後１時３０分から）、「キャッシュレス決済と消費者保護」（２月１５日（土）午後１時３０分から）等、色々な催しを企画しています。是非、多くの方にご参加いただきますようご案内させていただきます。

２０２０年２月１日　　　　　　　　　　　　　　　愛知県弁護士会会長　　鈴木　典行

副会長

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