犯していない罪に問われ、刑に服している被害者がいます。
嘘みたいな話ですが、実際、確定死刑囚として48年近くもの長期間にわたり身柄拘束をされ続けた方がいます。袴田巌さんです。
袴田巌さんの事件(袴田事件)は、再審開始決定が確定し、令和6年(2024年)9月26日には、無罪判決が宣告される可能性が高いといわれています。
誤った裁判をやり直すのになぜ、このように長期間を要するのでしょうか。これは、袴田事件に限ったことではありません。
えん罪被害者の救済に関する事例を通じて、再審法を改正しなければならない理由、どのような内容に改正することが良いのかについて皆様と一緒に考えたいと思います。
企画概要
内 容 再審事件に関わる弁護士による講演及びパネルディスカッション
日 時 2024年9月22日(日)13:00~16:00 (受付開始12:30)
場 所 中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階)
(地下鉄栄駅12番出口より東へ徒歩1分)
※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。
参加条件 参加費無料、事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
ただし、定員(450名)に達した場合は入場をお断りする場合があります。
主 催 愛知県弁護士会
共 催 日本弁護士連合会
講師・パネリスト紹介
・鴨志田 祐美 弁護士
京都弁護士会所属。
日本弁護士連合会再審法改正実現本部本部長代行、大崎事件再審弁護団事務局長。
・村山 浩昭 弁護士
東京弁護士会所属(裁判官を定年退官後、弁護士登録)。
静岡地裁で裁判長として袴田事件再審開始決定に関与した。
・後藤 昌弘 弁護士
愛知県弁護士会所属。
豊川事件の再審請求弁護団長(現在、最高裁の判断待ち)。
タイムスケジュール
12:30 受付開始
13:00 開会あいさつ
13:05 基調講演
14:20 パネルディスカッション
15:55 閉会挨拶