民事介入暴力対策委員会の活動
民事介入暴力対策委員会は、暴力団を含む反社会的勢力(半グレや匿名流動型犯罪グループも含む)による被害の防止・いわれのない不当な要求に対する被害の防止、そして、これらの被害の救済の支援に向けた活動を行っています。
現在では、反社会的勢力に限らず、広く不当要求(悪質クレーム、カスタマーハラスメントなど)への対策にも取り組んでいます。
他の機関との連携
暴力団を含む反社会的勢力対策として、公益財団法人愛知県暴力追放運動推進センター(以下、暴追センターといいます)、愛知県警、国土交通省中部地方整備局、法務省中部矯正管区と連携しています。
そのほかには、中警察署、中村警察署及び名古屋地方検察庁との間で、定期的に意見交換を開催しています。
法律相談の実施
名古屋法律相談センター及び公益財団法人愛知県暴力追放運動推進センターにおいて、暴力団等の反社会的勢力による被害を受けた方からの相談を受けています。
暴力追放セミナーへの参加
他の機関との連携の一環として、暴追センターの主催する「暴力追放セミナー」の開催に愛知県警察本部とともに協力しています。
この暴力追放セミナーでは、民事介入暴力対策委員会の委員による講演が行われています。昨年度は、「見えない暴力団の資金源活動と人材獲得活動」という演題で講演が行われました。
また、暴力団などの反社会的勢力からの不当要求を防止するための対応に関する寸劇と、その寸劇を題材にしたパネルディスカッションが行われています。寸劇のシナリオ作成には民事介入暴力対策委員会の委員が協力しており、パネルディスカッションのコーディネーターやパネリストとして登壇しています。
令和7年度も、7月3日に開催予定です。