-令和5年度司法試験合格者向け「事前研修」申込み開始-

司法試験合格おめでとうございます!
自分を律して努力され見事合格されましたこと、心よりお喜び申し上げます。

 さて、合格の余韻そのままに、来たるべき修習への期待は大きく、修習地の選択に心躍り、新生活に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。その反面、修習そのものや新しい生活への不安もあることと存じます。

 そこで、中部弁護士会連合会及び愛知県弁護士会では、司法修習を控えた皆さんを対象に、毎年、「事前研修」というイベントを催しております。本イベントは、皆さんが、修習に必要な基本的事項を会得するとともに、修習や新生活に対する不安を解消し、スムーズに実務修習に入れるようになることを目的としております。

事前研修には次のプログラムが用意されております。

① 民事・刑事弁護起案講評
 まず、事前課題に対し、あらかじめ起案をご提出いただきます。その上で、実務家講師が講評を行い、弁護起案に求められる知識や作法を理解していただきます。修習での起案は、司法試験の答案とは異なるところが多くあります。修習前に、起案に必要となる知識や作法を学ぶことは、実務修習において大きく役立つことでしょう。
② 若手弁護士との意見交換会
 「研修所での生活ってどんな感じ?」「就職活動はどうする?」「2回試験に向けた勉強は?」など、修習を始めるにあたっては、多くの不安や疑問もあるのではないでしょうか。
 本イベントでは、起案講評後に若手弁護士と意見交換する時間を設けております。忌憚なく疑問をぶつけていただき、新生活への一助としていただければと思います。
③ 懇親会(任意)
 研修終了後には、皆様との懇親会を開催する予定です。意見交換会では話しにくかったことを弁護士と話したり、皆様同士で仲良くなったりできる貴重な機会です。懇親会で広がった交友関係は修習をより実りあるものとするでしょう。参加は任意ですので、ご都合よければご参加ください。

それでは、皆さんのご参加を心よりお待ちしております!

日時

令和6年3月6日(水)10:00~17:35
<タイムテーブル>
 10:00~10:30 弁護実務総論
 10:40~12:40 民事弁護起案(訴状)講評
 12:40~13:40 昼食休憩
 13:40~15:40 刑事弁護起案(弁論要旨)講評
 15:50~17:20 若手弁護士との意見交換会
 17:25~17:35 閉会挨拶
 18:00~20:00 懇親会(任意)

場所

愛知県弁護士会館(又はWeb会議システム)

費用

無料

実施方法

対面形式とWeb会議システムによるリモート形式の併用
事前に課題を検討・提出いただいた上で、受講していただきます。
課題・提出方法は参加者のメールアドレスにご連絡致します。

※ 日時・場所・方法は感染症等の状況を踏まえ、変更する可能性があります。

主な対象者

次のいずれかに該当する司法試験合格者
①中部弁護士会連合会管内(愛知県、三重県、岐阜県、福井県、石川県、富山県)の法科大学院又は大学を卒業した方、②実務修習地として同管内を希望している方、③同管内に居住している方、④同管内で就職を検討している方

申込み方法

申し込み先にアクセスしていただき、ご回答ください。
申し込み期限は令和6年2月25日になりますので、お早めにお申し込み下さい。

なお、後日、アンケート等のご連絡のメールを送付しますので、【ls_kensyu@aiben.jp】のアドレスのメールを受信できるように設定してください。

起案課題

【民事弁護起案資料】
民事弁護起案要領2023年度版事案の概要資料(契約書等)貼用印紙・申立手数料等一覧表
【刑事弁護起案資料】
01 起案要領(刑事起案・弁論要旨)02 刑事弁護起案課題(弁論要旨)03 研修用勾留状(島上龍)修正版04 研修用起訴状(島上龍)修正版05 研修用被害届(被害店店長)06 研修用V員面調書(甲2・朝日丸男)07 研修用V電話聴取書(甲3・朝日丸男)08 研修用A警察官面前調書(乙1・島上龍)09 研修用A検察官面前調書(乙2・島上龍)10 研修用前科調書(乙3)11 示談申出書(弁1)12 謝罪文(弁2・島上龍)13 示談書(弁3)14 接見メモ及び公判までの流れ(秋山B)15 妻からの聞き取りメモ(話し言葉調)
※ 11月21日にアップした資料のうち03と04の資料に誤りが見つかったため、修正したものと差し替えています。

詳細 

事前研修案内(PDF)をご参照下さい。