犯罪が発生したとき,犯罪の被害に遭われた方やそのご遺族等の方々には犯罪により受けた被害の程度に応じて普段では考えてもみないような心・身体・お金の負担が伴います。そして,犯罪の被害により受ける負担の一つに刑事事件・少年審判の手続等へ巻き込まれるということがあります。そんなとき,弁護士が力になれる場面があります。例えば以下のような場面が考えられます。

・暴力をふるわれて重傷を負った。犯人を厳しく処罰してほしい。

被害届提出

・交通事故に遭い重傷を負った。刑事裁判で自分の意見を言いたい。

被害者参加

・性被害を受けた。どこに相談に行けばいいのかわからない。

→ワンストップ支援センター 性暴力救援センター日赤なごや なごみ性犯罪の被害者のためのワンストップ支援センター『ハートフルステーション・あいち』

・家族が殺害された事件が報道されてから,四六時中マスコミが家の前に張り付いていてまともな生活が送れない。

弁護士による裁判手続案内

 必要に応じて外部機関と連携を取ることもありますが,弁護士には守秘義務が課されているので,あなたの意思に反して相談内容が外部に公表されることはありません。安心して弁護士にご相談ください。

 相談窓口はこちらです

外部機関と連携しています。

 犯罪の被害に遭われた方やそのご遺族等の方々の権利・利益を守るためには多方面からの複合的な支援が必要です。私たちも必要に応じて外部機関と連携しています。例えば以下のような外部機関と連携して活動しています。

 公益社団法人被害者サポートセンターあいち

 電話・面談による無料法律相談に協力をしています。

 法テラス愛知地方事務所

 犯罪被害者支援を行う弁護士の紹介(精通弁護士紹介,国選被害者参加弁護士選定)に協力をしています。

情報発信をしています。

 皆さんに犯罪被害者支援の活動や重要性を伝えていくために私たちはシンポジウムを開催する等して情報発信をしています。

 過去の活動として以下のようなものがあります。

 性暴力被害者のためのワンストップ支援センターについてのシンポジウム

弁護士費用のお話し。

 弁護士に依頼されるときは支援内容に応じて弁護士費用や実費等が必要です。公費でいくばくかの弁護士費用や実費等が賄われる場合もありますが,弁護士が活動するにはコストがかかり,全て無償で活動するには限界があるので弁護士費用及び実費等のご負担をお願いすることがあります。以下のページもご覧ください。

 弁護士費用について~費用がないからといってあきらめていませんか~

愛知県弁護士会犯罪被害者支援委員会のご紹介。

 犯罪被害者の無料電話法律相談の実施、犯罪被害者支援研修を通じた犯罪被害者支援や犯罪被害者の置かれた状況に理解のある弁護士の育成、法テラスにおける精通弁護士紹介や国選被害者参加弁護士選定についての協力、その他、犯罪被害者支援を行う他の団体(警察、検察や被害者団体)との交流・連携等の活動を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

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