会報「SOPHIA」 平成24年8月号より

激闘 サマースクール!!!

クイズ選手権〜2012夏〜

 

法教育委員会 委員
赤 田 光 晴


今年もサマースクールにおける体験講座の1つとして「裁判官・検察官・弁護士 ここだけの話」が開催されました。

「2012夏は果たして・・・?」昨年のクイズ選手権のチーム員のコメントである。

果たして、1年後の2012夏も、クイズ選手権が開催されることになった。

昨年の経験があるので、準備はスムーズに進み、準備が整った状態で当日を迎えることができた。

【オープニング】

当日9名の中学生が集まり、9名を3チームに分け、チーム名を考えてもらったが、昨年同様、参加者の表情は硬い・・・・・。

【第1問 ○×クイズ】

解答時間を60秒から30秒に変更し、司会者と出題者を分け、司会者の負担を軽減した。

解答時間が短く、司会者が司会に集中できたため、テンポよく問題が進んでいった。

その上、名(迷)司会者による参加者へのツッコミや、司会者と出題者との掛け合いが功を奏し、参加者の表情も徐々に柔らかくなり、良い雰囲気になっていく。

「レディー・ガガも裁判員になれる。○か×か」との問題に対し、チーム員が用意した解答は「×」であったが、「○」と解答した参加者に理由を尋ねると、「帰化すればなれる」というものであり、「良く考えている!!」と思わず感心してしまう。

【第2問 穴埋めクイズ】

「愛知県弁護士会のキャラクターの名前は『○○○すけ』である」この出題に1人1文字ずつ記入して、一斉に解答する。

惜しくも1文字違いで不正解であったが、きくのすけの知名度?に驚く。

【第3問 笑百科クイズ】

弁護士が扮する中学生からの相談を、「歩く六法全書」「弁護士会のチャラ男」「弁護士会の永遠のアイドル」の3人の弁護士が解答。

参加者の解答は、「弁護士会のチャラ男」の解答を選んだチームが2組、「歩く六法全書」の解答を選んだチームが1組と分かれた。

「弁護士会のチャラ男」の解答が正解であったが、外見や口調に誤魔化されない中学生の人を見る目に脱帽する。

【第4問 早押しクイズ】

クイズ選手権のとりを飾るのは、早押しクイズ。今年は早押し機を導入し、早押しの判定を、司会者の勘から公正な機械判定へとバージョンアップを図った。

早押しクイズは、点数の横取り制度や1問あたりの点が高得点であるため、逆転・再逆転が頻繁に起こり、1問1問、白熱した戦いとなった。

【まとめ】

今年も、参加者に楽しんでもらえた良い企画になった。

また、チーム員ではないにもかかわらず、協力して下さった会員の方には、この場を借りて御礼申し上げたい。

来年こそは参加者を増やし、クイズ選手権を更に盛り上げたいと思っている。

「2013夏」はどうなる!?