支部だより
東三河支部「法の日」記念行事 開催される
東三河支部 会員
菊 地 令比等
11月5日(土)に、東三河支部の恒例行事である「法の日」記念行事が開催されました。
今年も例年通り、豊橋商工会議所において午後から、無料法律相談、記念講演会の2本立てにより行われました。
無料法律相談では22名の相談がありました。あいにくの雨天の影響もあったことを考えれば、まずまずと言えるのではないかと思います。
もっとも、「法の日」記念行事の法律相談数は、例年少しずつ減少している傾向にあります。
今後は、市民の皆様に、弁護士会を知ってもらう、この「法の日」記念行事を通じて、法律相談数の減少への対策を考えることが、課題となっていくと思われます。
記念講演会では、女優・ヘルスケアカウンセラー、東京大学医学部、聖路加看護大学で客員研究員を務める石井苗子氏を講師にお招きし「素敵に元気になる方法〜何があっても負けない生き方〜」というテーマでご講演いただきました。
参加された方のアンケート結果によれば、講演に参加されたきっかけについて「講演のテーマ」という回答が過半数を超えており、このテーマに対する関心の高さがうかがわれました。
ご講演は、時折ご自身の経験を交えながら、「マイナスの力をプラスに変えてリリースする」方法が語られ、非常に興味深いものでした。
アンケートには、特にご高齢の方々を中心に「元気になった。」とか「これからの人生を元気に生きるヒントをもらった。」などの感想を多々いただきました。
まさに、講演のテーマそのままに、「法の日」記念行事に来て下さった方々に、元気を届けて頂いたと思っております。
東三河支部は、この「法の日」記念行事を成功させるため、早い段階から、実行委員会(委員長鈴木哲哉会員)を立ち上げ、月1回程度の打合せを行い、各市町村の広報誌への掲載依頼や宣伝用チラシの作成などを行ってきました。
東三河支部も若手会員が増え、若手会員は、全員が法の日記念行事実行委員会に所属し、「法の日」記念行事の企画と運営に積極的に参加しています。このように、若手のマンパワーが充実してきたことで、今後は、「法の日」記念行事をどのように執り行うかについて、議論が活発になっていくと思われます。
しかし、市民の皆様に弁護士を身近に感じていただけるような、「法の日」記念行事を開催したいとの思いは共通です。
今後も、これまでの伝統を継承しつつ、より充実した「法の日」記念行事を開催すべく努力していきたいと思っております。