会報「SOPHIA」 平成22年11月号より

人生、笑って暮らしまショー


(一宮支部 


法の日記念行事が開催されました)



一宮支部 会員
長 澤   渉
  1. はじめに  
     去る10月23日(土)、一宮地場産業ファッションデザインセンターにて、当支部3回目の「法の日記念行事」が開催されました。昨年度までとは異なり、今年度は「法の日」にあわせた10月開催となりました。(今後は、毎年10月の開催予定です。)
      午前は当支部会員による無料法律相談、午後は喜味こいし・喜味家たまご親子による講演が行われました。
  2. 無料法律相談(10時〜12時)
      大部屋を間仕切りで仕切ってブースを作り、1コマ30分の相談枠を40コマ用意しました。
      当日は、受付時間の30分前から並んでおられた方も多数おられ、用意した整理券40名分が全て無くなる程の盛況でした。
      当支部は、平成18年11月の16名から、本年10月現在までの約4年間で、2倍以上の登録会員数となっており、コマが多くとも余裕をもって法律相談を回すことができました。
  3. 講演(13時〜15時) 
      午後からは、喜味こいし・喜味家たまご親子による講演が行われ、100名程の方にお集まりいただくことができました。
      喜味こいし氏のご息女である喜味家たまご氏の「女道楽」をはじめ、「いとこい漫才」(亡夢路いとし氏と喜味こいし氏との漫才ビデオ)の上映、喜味こいし・喜味家たまご親子による「ほのぼのトーク」などが行われました。
  4. 人生、笑って暮らしたい。
      「ほのぼのトーク」では、次のような話を聞くことができました。
     喜味こいし氏は、戦前、徴用で山口県光市、広島市に赴き、広島市で終戦を迎えられ、8月6日は、爆心地から1.2キロの距離にある兵舎にて被爆されたそうです。
     また、阪神淡路大震災での被災体験もされ、家の2階はまともにつぶれてしまったそうです。
     そして、50歳のときには膀胱癌を患い、現在は人工膀胱をつけ、なお闘病生活は続いているとのことでした。
    (笑顔の喜味こいし・喜味家たまご親子)

      それでも、喜味こいし氏は「私は83歳まで元気にやって来られた。これは、大きな声で喋り、大きな声で笑ってきたから。」「人生、笑って暮らしたい。」と言われます。それは、喜味こいし氏だからこそ言える力強い言葉であり、何か、生きる'パワー'のようなものをいただけたような気がしました。
  5. おわりに
     なお、今年度は、初の試みとして、当支部会員が一宮のケーブルテレビに出演し、記念行事の宣伝広告を行いました。
     どういうわけか私も出演したのですが、私の地元でもある一宮での反響は小さくなく、来年度以降もテレビ出演の機会があれば、別の方にご出演いただく決意を内々に固めているところです(笑)。