「就活応援パーティー」開催
- 「就活応援パーティー」の趣旨
- 「就活応援パーティー」の内容
- 成果と就職未定者への対応
9月10日、就職・採用P.T.が主催して現行64期と新63期修習生向けの「就活応援パーティー」を実施しました。
昨年度までは、この時期に「就職説明会」という名称のもとに、採用予定の法律事務所が集い、事務所単位でブースを設け、修習生に事務所の説明を聞いてもらう機会を提供していました。
しかし、昨今の司法試験大量合格により、修習生の就職先がいよいよ減少し、本年度にあっては名古屋修習の新63期修習生94名中、当会への登録を希望している63名のうち、8月末の時点で23名が未だ就職が決まっていない状態にありました。因みに、昨年は、8月末時点の未内定修習生は10名を切っていました。
そこで、当P.T.では、今回は、新63期修習生の就職活動支援を中心にすえ、採用予定の事務所だけではなく、もっと幅広く、「いい修習生がいれば採用してもよい」あるいは「近い将来採用を考えている」等々多少なりとも採用の可能性のある事務所にも参加を呼び掛ける一方、このパーティーの持ち方も一変し、まずは参加した修習生に自己アピールをしてもらう機会を設け、弁護士から興味を持った修習生に気軽に声をかけてもらう「パーティー」形式とし、広く参加を呼び掛けました。
その結果、当日、修習生は新63期のみ22名(うち名古屋修習15名、他会修習7名)、法律事務所も合計15事務所の参加をいただき、アルコール抜きの軽食とペットボトルの立食パーティーを実施できました。
(因みに、現行64期の修習生は、全国で約100名程度のため、今回は参加者はありませんでした。)
午後6時に開会のセレモニーの後、修習生一人一人に登壇してもらって、3分以内で自己アピールをしてもらいました。それぞれ、個性豊かに、得意な法律分野や体力自慢、話上手等の自己アピールをしてもらいましたが、中には「私は○○弁護士から名古屋ならA弁護士を頼りなさいと助言いただきA先生のもとで勉強させていただきたいと決意しております」等と逆指名のアピールをする修習生も出るなど、盛り上がった企画となりました。
その後、参加いただいた事務所毎に登壇願って、事務所の説明や求める新人像等を語っていただき、そのうえでフリートーキングの立食パーティーとなりました。弁護士側も修習生側も、それぞれ興味を持った者どうしが気軽に話し合える場となり、例年以上に成果が出たものと思われます。
今後も、このような形の「就活応援パーティー」を実施していきたいと考えておりますが、開催時期としては、7〜8月頃の方がより効果的かも知れません。
9月24日の修習生の歓送会時点において、名古屋修習で当会へ登録を希望している63名中、就職先が未定であったのは5名となっていました。この「就活応援パーティー」の企画が一定の成果を挙げたものと思います。
しかし、残る5名につき、早急に就職先を探さねばなりません。遅くとも、二回試験の合格発表の予定されている12月20日頃までには、全員の就職先が確定されるよう、今後も活動を展開したいと思っております。