本年1月1日付にて岡崎市にある法テラス三河法律事務所に赴任しました旧60期の船崎まみと申します。赴任前の約1年4ヵ月間東京弁護士会の都市型公設事務所で業務経験を経てきました。
私が法テラス常勤弁護士になることを決意したのは、元々自分自身が東京の下町地域で育った経験等から庶民的事件に真摯に取り組む弁護士になりたいと考えていたことと東京で数多くの扶助事件を経験する中で、資力や知識がなく困窮している人々に法的サービスをつなげる扶助国選制度の重要性を実感したからです。
赴任してまだ間もないですが、早速国選事件や扶助事件が次々ときており、昨今の不況の影響もあり生活保護関連の事件も数件処理してきました。
未熟な自分が一人で事件を担うことはプレッシャーである反面、自分で事件を動かすやりがいも感じられています。
西三河支部の会員の皆様は研修会等で若手会員にも優しく声をかけて下さり、困難な緊急案件等で支援をいただいたこともあり、アットホームな雰囲気の中迎え入れていただき感謝しております。
今後も常勤弁護士の特性を生かして真に困窮している人のために不採算事件にも積極的に取り組み、刑事事件にも力を注ぎながら日々の事件に努力をしていきたいと思います。
会員の皆様におかれましては今後ともご指導賜りますようどうぞ宜しくお願い致します。