会報「SOPHIA」 平成20年8月号より

私の夏休み
わたしの8月


   会 員 荻 原 典 子


海辺のリゾートホテルで娘とまったりすごすというのが、ここ数年の夏休み。今年はそうはいきますまい。でも、1泊くらいどこか行けないかなあ・・と思いながら夏を迎えた。

1日消費者委員会の合宿。公設に赴任した宮・元委員を励まそうと小浜へ。私は免許を取って3年。車はいまだ8000キロしか走っていない。何回かは高速を走ったことがあり、今年はETCを装備してはりきっていた。いざ、小浜へ!と、思っていたら「北陸道は危ない!」という理事者の皆の反対にあって運転を断念。合宿は新入委員も沢山参加してくれて賑やかでした。海がきれいで、焼鯖がとてもおいしく、運良く花火大会もありました(改正割販法の学習会もしました)。

8月、サラクレのラジオCMが始まった。8月はプロ野球の間に20秒CMが流れるというもの。普段は野球放送を聞かない私も、今年ばかりはドラゴンズを応援。

11日職員の採用面接。その前には150通の履歴書と格闘。中途採用者はなかなか正職員になれない実情が垣間見れます。

お盆はワーキングプアシンポのリーフレット作り、中弁連の高齢者の消費者被害シンポの資料集作り、シンポ宣言案やら会長声明やら知事への要請書、18日常議員会の議案準備(8月なのになぜ、こんなに議案が多いのだろう?)その他もろもろでバタバタと過ごす。

夏の短期間に起案してくださる委員の皆様にほんと感謝。

私の日課は毎朝の愛犬との散歩。その笑顔に癒され、赤いさるすべりや大輪のムクゲ、色鮮やかなポーチュラカに夏を感じます。

22日ホームページ委員会の合宿。会のホームページは、ほとんど委員(特にH会員)の尽力で更新されています。月番マニュアルの説明にはじまり、巧の技の披露もあったがその遥か手前から議論に全くついて行けず・・掲載がかなりの手間であることだけは理解でき、尊敬と感謝の念を深くしたのでした。

合宿は岐阜。翌朝はいったん岡崎へ行き、昼には中弁連シンポの実行委員会のため弁護士会に戻って会館の鍵を開けなければならない。「他に方法はないから」と車で出かけ、おそるおそるETCカードを使うと、ちゃんと開いた。よかった〜と岡崎を訪れると再会した会長を始め、理事者の皆が大変喜んでくれ、いたく心配されていたことが判明した。

29日中弁連夏期研修。中弁連理事会も開催されるため、福井に行かねばならない。今度も運転していこうと計画。ところが、どこからかO会員が聞きつけ、同行してくれるという。「同乗して事務所から裁判所に行くまでに3回もひやっとした」話に加え、持ちネタを増やされる危険性を察知した私は一人で行けると主張。しかし、O会員は、相談をキャンセルして夏期研修の申込みをし、なおかつ「名神も危ない!」と反対する理事者の皆を説得までしてしまった。その後は・・(O会員のおかげもあり)もちろん、無事に着けた。研修はいずれも力の入った内容でわかりやすく講師の方たちに感謝。翌朝沢山の人から「80キロ制限標識の意味がわからなかったんだって?」等々声をかけられることに・・

結局夏休みは取れなかったけれど、息子が保育園の時の親仲間の集まりがあり、思うように子が育たないことを嘆き合ったり、大学の時の友人たちとも会えて旧交を温めたり、娘とその彼氏(人見知りの愛犬がしっぽを振って迎え、かなり頻繁に訪れていることが推察される)と3人でトランプの大貧民をして遊んだりと、それなりに楽しかった8月でした。しかし、理事者の忙しいこと・・来年はゼッタイ海外でゆっくりするつもりです。






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