会報「SOPHIA」 平成18年3月号より

「るもい萌え〜」留萌の公設事務所に行ってきます。

〜会員の皆様、2年半の間ありがとうございました〜

元愛知県弁護士会会員
足 立 敬 太

 この5月15日より、北海道留萌市にある留萌ひまわり基金法律事務所の2代目所長に就任することになりました。留萌市は約7年前NHKの朝のドラマ「すずらん」の舞台にもなった地で旭川地裁管内にあり、旭川市より西方約90kmにある港町です。 留萌管内は南北に約150kmと細長い地形で、名古屋と岐阜高山市くらいの距離をカバーしております。管内人口は約5万5千人で、弁護士1人あたりの人口で比較すると一宮支部と同等です。「日本一夕陽が美しい町」として売り出しているのですが、ニシン漁・炭鉱業とかつて留萌を支えた産業がいずれも「斜陽」となっている現状は皮肉とも思えます。ちなみに名前から連想される「萌え」産業はありません。

 留萌管内からは傑出した人材が何人か出ており、東京ヤクルトの若松前監督や五十嵐投手は留萌市出身(プロ野球選手最北限は留萌という説あり)、名駅マリオットホテルにも入っているレストラン「ミクニ」の三國清三シェフはお隣の増毛町(薄毛にうれしい「ぞうもう」ではなく「ましけ」)出身です。

  管内にはウニで有名な天売島・焼尻島もあり、寿司屋は充実しております。ウニ丼が千円台で食べられる店からおまかせで2万円というような銀座並の高級店まであります。旭川へは自動車で1時間半、札幌へも2時間半(いずれも法定速度遵守の場合)と北海道にしては近場にあるので比較的便利です。一生懸命頑張って、文字通り身も(食べ過ぎで)心もビッグになって帰ってきたいと思います。

 それでは行ってきます!







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