平成16年10月15日、第52回中部弁護士会連合会定期弁護士大会が、岐阜グランドホテルで開催された。
大会に先立って「自然と地域振興の調和をめざして−中部地方の山岳自然公園の現状と未来−」と題してシンポジウムが開かれた(詳細は別項のとおり)。
午後からの大会では、
・「自然公園の持続的可能な利用と環境保全のための法整備等を求める宣言」
・「取調べの可視化を求める決議」
・「司法支援センターに関する決議」
・「日本国憲法の平和主義を堅持する決議」
が採決された。
議事の後、「日本司法支援センター」についての日弁連執行部との意見交換会が行われた。現在の状況等について説明がなされた後、質問がなされたが、アクセスポイントとしての役割、法律扶助に対する財政的措置・審査方法についての見通し、国選弁護に対する指名方法等の説明がなされた。ただ、いずれにしても、支援センターを支えるべきスタッフ弁護士をどのように確保するかが最大課題のようである。
その後、被表彰者・被感謝者発表等がなされ、大会は閉会した。
大会閉会後は、会場をかえて、懇親会が催された。
なお、次年度の中弁連大会の開催地は福井に決定した。
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