１１月１日から、日本弁護士連合会のホームページに、「ひまわりサーチ」の愛称で、弁護士情報提供サービスが始まりました。

これまで各地の弁護士会で、ばらつきのあった弁護士に関する情報開示を拡充し、市民の方からの弁護士に対するアクセス改善を図ることを目的とし、日弁連と各地の弁護士会が共同で運営するサービスです。

このサービスで提供される情報は、住所、氏名、電話番号、登録年などの基本情報と、弁護士の「取扱業務」（弁護士が、取り扱ったことがある業務又は取扱う意思のある業務）や「重点取扱業務」（弁護士が、特に重点的に取り扱っている業務）の他にも、外国語能力、法曹資格以外の資格、弁護士会での委員会活動歴、著作や論文等、最大三〇項目もの情報が掲載されます。取扱業務、重点取扱業務に関しては、六八項目に分類された業務からの選択が出来ます。

「ひまわりサーチ」のメリットは、「取扱業務」あるいは「重点取扱業務」での検索が可能になったことです。法律相談や実際に発生した事件の依頼のために弁護士を探している方が、日弁連のホームページ上、あるいは直接各地の弁護士会のホームページ上で、相談したい法律分野を取り扱っている弁護士の情報が六八項目の業務分類から検索することができるようになったのです。

実際のＨＰ上の画面の一部は左記のようです。

• 各地弁護士会ＨＰ（愛知県は右端枠内）または、日弁連ＨＰ（http://www.nichibenren.or.jp/）を開き、ＨＰ画面上の「弁護士情報ページ」とか「弁護士を探す」をクリックする。
• 次画面で「ひまわりサーチ」をクリックする。
• 検索条件画面で、検索したい業務をクリックする。
• 該当弁護士の一覧が表示される。

百聞は一見に如かずです。一度、「ひまわりサーチ」をご覧になって下さい。

なお、このサービスは、任意登録制となっているので、全ての弁護士が登録しているとは限りません。また、弁護士が提供する情報は、各弁護士の自己申告に基づいて掲載されているもので、専門認定等を行っていない日弁連及び各地の弁護士会はその掲載内容について、何ら責任を負うものではありませんので、この点ご注意下さい。