【日時】
2025年2月8日(土) 14:00開始 (17時終了予定)
【内容】
人は生まれると、他者から性別を割り当てられます。その性別に違和感をもたずに生きていく人もいれば、割り当てられた性別とは異なるジェンダーアイデンティティを持つ人もいます。トランスジェンダーと呼ばれる人たちです。
社会の中で生きていく性別を変えていく人たちは、長い時間をかけて多くの困難と向き合いながら性別移行を進めます。道のりや必要な時間、手段は人によっても様々です。
しかし、そうした現実に根差すことなく、トランスジェンダーを社会にとっての脅威かのように論じる排除的言説も、近年多くみられます。
トランスジェンダーの人たちの暮らしの現実をわかりやすく整理し発信している高井ゆと里さんの基調講演と、裁判に取り組む弁護士との対談で、偏見や誤解を解きほぐします。
【実施方法】
オンラインでの動画ライブ配信
【申し込みURL】
https://forms.gle/we3TFKX8p2mbvJJy8
申込期限 2025年2月6日
参加費 無料
【講師】
〇 高井ゆと里
群馬大学情報学部准教授。専門は倫理学。
トランスジェンダーを取り巻く諸問題に関する書籍の執筆や翻訳、情報発信に取り組む。
著書に『ハイデガー』(講談社2022年)、共著に『トランスジェンダー入門』(集英社2023年)、『トランスジェンダーQ&A』(青土社2024年)、編著に『トランスジェンダーと性別変更』(岩波書店2024年)、訳書にショーン・フェイ『トランスジェンダー問題』(明石書店2022年)など。
〇 水谷陽子
弁護士(愛知県弁護士会)
性的マイノリティの人権課題に関する裁判に多数取り組む。
トランスジェンダーの法的性別取扱い変更要件をめぐる『オペなしで!戸籍上も「俺」になりたい裁判』、『既婚を理由に法的性別取扱い変更を認めないのは違憲!「なんでうちらが離婚せなあかんの?」裁判』や、婚姻の平等を求める『結婚の自由をすべての人に訴訟』(愛知訴訟・東京訴訟)など。
【主催・後援】
主催 愛知県弁護士会
後援 中部弁護士会連合会
【問い合わせ先】
愛知県弁護士会 人権法制係 tel 052-203-4410