中部経済新聞2011年2月掲載
死刑を考える日案内

取調べの可視化を考えるシンポジウムのお知らせ

警察や検察では容疑者とされた人にどんな取調べがなされているのでしょうか?無実の人がやってもいない罪を認め、自白してしまうのは、なぜなのでしょうか?裁判官が、無実の人がしてしまった自白の嘘を見抜くことができないのは、なぜなのでしょうか?

愛知県弁護士会では、足利事件の冤罪被害者菅家利和さんをはじめ、心理学がご専門の脇中洋大谷大学教授らを招き、次のとおりシンポジウムを開催します(入場無料。先着450名様まで。事前申込不要)。シンポジウムでは、現在の警察や検察の取調べのあり方、そこで作られる自白調書の問題点などを中心に、菅家さんのような冤罪被害者を二度と生み出さないためにどうすべきなのかを、市民の皆様と一緒に考えたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。奮ってご参加ください。

日時: 平成23年3月5日(土)午後0時30分開場 午後1時〜午後4時。
会場: テレピアホール
(名古屋市東区東桜1―14―27。地下鉄栄駅4番出口より東へ徒歩5分)




「死刑を考える日」映画上映と講演のお知らせ

袴田事件をとりあげて映画上映と講演会を開催します。袴田事件の弁護団報告と、袴田死刑囚の姉である袴田ひで子さんのお話をお聞きして、死刑を考える上で最も重要な死刑とえん罪の問題を考えたいと思います。

日時: 3月12日(土)午後1時30分〜午後5時
会場: 愛知県弁護士会館 5階ホール
内容: 映画「BOX 袴田事件 命とは」の上映
講演 袴田ひで子氏、角替清美弁護士