法科大学院の質の向上を図るため、複数の評価機関による第三者評価を行う
法科大学院の質は、複数の評価機関による第三者評価によって維持・向上されるべきものです。そのためには、運営費を国が補助するなど、民間の評価機関が評価活動を実施できるような条件が整備される必要があります。
新司法試験のバイパスは例外の場合に限る
法科大学院を修了しない者に対する予備試験(新司法試験を受ける資格を得るための試験)ルートというバイパスを幅広く認めると、プロセス重視の法科大学院をつくった意味が失われます。
地域に根ざした法科大学院を全国各地に設立する
全国各地で司法過疎の解消と地域の活性化をめざして、地域に根ざした自主的な法科大学院づくりが地域ぐるみの運動になっています。これを全国的に進め、地域に質の高い法科大学院を作ることを、文部科学省などに求めていきます。
資力のない者も入学できるよう、法科大学院に対する財政的援助や奨学金などを充実させる
法科大学院をお金に余裕のある人だけの制度にしてはなりません。そのため、法科大学院に対する財政的援助や学生への奨学金・政府保証ローンなどの整備が必要です。
司法修習生に対する給費制は廃止しない
大学を卒業したあと、原則として3年間の法科大学院で勉強し、さらに1年程度の司法修習が予定されています。
奨学金の整備・充実が必要ですが、司法修習のための何らかの給費制も確保しておかないと、経済的な事情から法曹界へすすむのを断念する人が続出しかねません。