司法改革コーナー


<100年に1度の司法改革>

 これまでわが国の司法は、官僚的で小さな役割しか果たしてきませんでした。弁護士会は、このようなわが国の司法を「市民が参加する大きな司法」に改革することをめざして、広く運動をすすめてきました。わたしたちの目指す司法改革は、「市民のための司法」の実現です。

<あいつぐ司法改革関連法の制定>
 2001年6月に出された司法制度改革審議会の意見書を受けて、同年12月、内閣に司法制度改革推進本部が設置され、3年の期限内での立法化作業を進めてきました。これまでに、法科大学院制度の創設、弁護士制度の改革、裁判官制度の改革などが既にスタートしていましたが、さらに2004年の通常国会で6月の会期末までに、司法制度改革関連10法案のうち「弁護士報酬敗訴者負担法案」を除く9法案が成立しました。 その中には、わが国で60年ぶりに国民の司法参加を実現する「裁判員法」、被疑者段階からの国選弁護制度の創設と証拠開示制度など刑事裁判の充実・迅速化を図る「刑事訴訟法改正」、日本司法支援センターを設立して司法アクセスの充実やリーガルエイド(国選弁護と民事法律扶助)の運営等を行なう「総合法律支援法」、労働審判制度を創設する「労働審判法」、司法による行政のチェック機能を強化する「行政事件訴訟法改正」など、いくつもの重要な制度改革が含まれています。

<残された課題>
 しかし、残された課題もたくさんあります。たとえば、裁判員制度がうまく機能するためには、分かりやすい裁判の実現、取調べの可視化(録画・録音)、保釈制度の改革などが不可欠ですが、そのための法曹三者の協議は始まったばかりです。日本司法支援センターについても、どのような組織で、どの程度の予算の裏付けをもって、どのように業務を行なうか、その具体化はこれからです。

 これらの新しい制度が、国民に身近なものとして広く利用され、真に「市民のための司法」を実現するためには、制度改革の実際の運用がどのようなものになるかを、市民の立場、利用者の目線でチェックし、国民の声を制度改革の具体化・運用に反映していく必要があります。

<これからも取り組みを>
 弁護士会は、今後も多くの市民の皆さんとともに、「市民のための司法改革」の実現に努力してまいります。
 

  司法を国民の手に
  1.弁護士報酬を敗訴者に負担させるのは裁判の利用を萎縮させる
  2.質の高い法科大学院を全国各地に設置しよう
  3.身近で親しみやすく開かれた裁判所・裁判官へ
  4.司法改革には抜本的な財政措置が必要です
 
  ●Q&Aコーナー
 労働審判制度 Q&A
 弁護士費用の敗訴者負担制度Q&A
 
  「ロースクール奨学金ちゅうぶ」からのお知らせ
  NPO法人『ロースクール奨学金ちゅうぶ』のホームページ
  賛助会員募集
 第3期(平成18年度入学)奨学生募集のお知らせ
 第3期(平成18年度入学)奨学金説明会(名古屋)のお知らせ H17.8/3 
  第2期(平成17年度入学)奨学生募集のお知らせ  
  第1期(平成16年度入学)奨学生募集のお知らせ
  第1期(平成16年度入学)奨学生 合格者について
  第1期(平成16年度入学)奨学金説明会(名古屋)のお知らせ H16.1/14 
 
  ●司法改革関連トピックス
 弁護士報酬敗訴者負担制度に反対する会長声明  H16.8/17  
 司法修習給費制の堅持を求める声明 H16.4/7 
 法科大学院への財政支援に関する会長声明 H15.11/28
 〜弁護士から裁判官へ〜「竹内浩史さんに聞く」
 決議書(簡易裁判所判事・副検事経験者の活用問題について)
 裁判所のあり方を考えるシンポジウム H15.10/27
 裁判員ドラマ上映会と対談 H15.4/26実施済
 弁護士過疎シンポジウム H14.11/22実施済
 法科大学院ロイヤリング模擬授業 H14.11/1実施済
 裁判員制度メール運動 H14.10/31締切
 模擬裁判員劇と公開評議 H14.10/19実施
 裁判員制度公聴会 H14.10/19実施済